イスラエル、2勝同士のオランダを破り3連勝 プールAを1位通過

2017年3月9日 試合レポート

 3月9日(水)「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC™」(以下WBC)1次ラウンドプールA最終日。高尺スカイドーム(韓国・ソウル)ではWBSC男子野球世界ランキング9位のオランダとWBSC男子野球世界ランキング41位のイスラエルとが対戦した。

 すでにチャイニーズ・タイペイと韓国を破り、3月12日(日)から東京ドームで行われる2次ラウンド進出を決めている両国。試合は初回から動く。

 1回裏、イスラエルは一死一、二塁から4番N.フレイマン(ポートランド・シードッグス)が左中間を破る適時二塁打。続くZ.ボレンスタイン(リノ・エーシズ)の内野ゴロと、6番・R.ラバンウエー(ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツ)の適時二塁打で計3点を先制する。

 守ってもイスラエルはMLB通算124勝のJ.マーキー(シンシナティ・レッズ)を先発に、8回表まで1イニングごとにつなぐ9投手継投を展開。オランダは5安打6四死球を奪うも、得点は3回表の3番・J.プロファー(レンジャーズ)による適時二塁打と、8回表の失策による計2点に留まってしまった。

 終わってみれば6回裏に一死満塁からボレンスタインの内野安打で1点を追加したイスラエルが4-2で快勝し、本大会初戦から無傷の3連勝でプールA1位通過が決定。1次ラウンドプールAはイスラエル、2勝1敗で1次ラウンドプールを終えたオランダが2次ラウンド東京プール進出を決めた。